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カスタマイズ

383ストローカーエンジン製作 part1

ベースブロックです。350スモールブロック、4ボルトメインです 全てのねじ山を綺麗にタップでさらえます、規定のトルクで締めこめるようにする重要な作業です 重要なキャップボルトも綺麗にしておきます ペイント準備にはいります。マスキングします DAVIDカラーのスピードオレンジにペイント、GM純正のエンジンもオレンジなんですよ 使用しました塗料は、Ⅱ液性ウレタンです 今回使用するピストンです、060オーバーサイズでフォージド(鍛造)ピストンです。さらにWPC加工しました WPC加工とは、摩擦抵抗を減らして、フリクションロスの低減、耐摩耗性のUPなど、たくさんのメリットがあります クランクキャップは4ボルトの強固なものです ここからは、仮組みです。クリアランスの測定、各部品のマッチングなど調べます クランクピンをラッピングします。ラッピングとは、磨きを入れて表面積を小さくしてフリクションロスを減らし、スムーズな回転を得て、慣らし運転を短く出来て、エンジンの熱も下げることが可能です ラッピング前のクランクピンです 旋盤にセットしたクランクを、専用のコンパウンドを使用して、ラッピング作業を進めます 回転方向に山形に加工されたクランクシャフト、回転抵抗を減らすためですね。このクランクは、鍛造で強靭です ラッピング終了、違いがわかりますか? NEWメタルをセットして、クランクを装着します。メタルクリアランスの測定をします プラスチゲージを使用して、クリアランスの測定です、 キャップを装着して、規定トルクで締めこみます プラスチゲージの潰れ具合でクリアランスを測定、潰れるほどクリアランスは狭いです,この場合のクリアランスの値は、0,002インチです 90度回して真円度も測定、全てのクランクキャップ測定します。油圧の確保、焼きつき防止、エンジンライフを伸ばすためには欠かすことのできない作業です

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