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カスタマイズ

1999年までのカム交換

1970年から1999年までのBIG TWINはこんな感じのケースですね 1995年から1999年までのBIG TWINのカムベアリングは癌です、すぐにでも取り替えましょう、なぜ?癌か?取り外して観察しましょう 専用工具で取り外します これが取り外したカムベアリング、なぜ癌なの? 左、あかんカムベアリング、右1958年から採用されているカムベアリング 専用のカムベアリングインストーラーで装着 壊れる前に交換してね さて、本題のカム交換、まずはついていたカムのエンドプレイを測定、そして写真のようにカムレングスを測ります 1999年までのBIG TWINはカムはギヤ駆動でカムのバックラッシュを厳密に管理しております。カラーコードで分別されていますので、カムギヤに異常がなけれは、ギヤは抜き変えます アンドリュースのカムに今まで使用していたストックカムギヤを圧入、タイミングが変わらないように慎重に圧入します カムレングスの調整は、この厚みの違うカムシムを使用します。カムシャフトエンドプレイも計算に入れて規定値内に持っていきます 再確認 カム対決、上アンドリュース、下ストック、アンドリュースの方がカム山の幅が広くそれだけ長い間バルブが開いてたくさんの混合気を吸いこみ、排気ガスを効率よく出せます タイミングマークを合わせ、最終確認
カムを変えるのも、たくさんの決まりやハーレー独特のセオリーがあります、ただ単にカム交換するだけでは、カムの唸り音や、メカノイズが増えたり、パワーダウンって話もありますので、しっかりとした知識と経験、スキルが必要になります

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